去る11月2日(火) 竹富町・西表島の干立地区において、大きな地震・津波の発生を想定した避難訓練が行われました。
また今回の避難訓練では、併せて弊社の地域防災DXソリューション「ニアリンク」の実証も行われましたので、当日の様子を写真でお伝えしたいと思います。
今回の避難訓練は、より実践を想定した内容にしたいとのことで、夜間に実施されました。
干立地区の避難マップ。赤く示された経路を通って、山を少し登ったところにある避難先を目指します。
こちらは干立地区の公民館。今回こちらに自主避難組織の皆さんに集まって頂き、ニアリンクの説明を行いました。
自主防災組織の皆さんにニアリンクの使い方を説明する弊社の崎山。
竹富町で初の自主防災組織を立ち上げた、干立地区の山下議員。
ニアリンクを使った避難支援(共助)の方法について説明する崎山。
皆さんそれぞれご自身の携帯電話でニアリンクにアクセスし、
避難支援を希望されている方が地図上に示されていることを確認します。
午後7時。避難を促すサイレンが鳴り、地区の人々が各々の自宅から避難先を目指します。辺りはすでに真っ暗です。
ニアリンクで避難支援を希望していた方の自宅に向かい、救助。そのまま避難先に向かいます。
避難先には自主防災組織の皆さんがおられ、避難してきた方々の名前を確認。
避難場所として整備されている広場には多くの住民が集まりました。避難訓練とは言え、その情景が少なからずリアルだったのが個人的には印象深かったです。
今回ニアリンクを実際の避難訓練に組み込んで稼働させたわけですが、住民の方からは「わかりやすかったです」とのありがたいコメントも頂きました。また、ニアリンクをより使いやすくするためのアドバイスも頂戴しましたので、今後の改善に繋げていきたいと思います。
今回ニアリンクの実証にご協力頂きました干立地区の皆さま、本当にありがとうございました!