一斉同報安否確認システム「グラスフォンfor防災」をリリース

平成28年12月
株式会社ブルー・オーシャン沖縄

沖縄県那覇市の(株)ブルー・オーシャン沖縄は、12月に一斉同報安否確認システムグラスフォンfor防災をリリースしました。

平成25年の災害対策基本法の改正により、国は地方自治体に対し災害時の避難が困難である独居高齢者や障がい者を対象としたいわゆる避難行動要支援者の名簿作成を義務付けています。

しかしながら、避難支援における名簿台帳の活用はどの自治体も苦慮しており、協力者を中心としたマンパワーに頼らざるを得ない状況です。名簿台帳の形骸化を防ぎ、効率的効果的活用を目的として開発されたシステムがグラスフォンfor防災です。

グラスフォンfor防災は、名簿台帳(対象者データベース)をクラウド管理し、(株)プロディライト(大阪市)が運営するクラウドPBXと連携。名簿台帳に登録された要支援者を対象に安否確認の一斉音声放送を電話により発信し、プッシュボタンの返答で安否確認や詳細な状況把握をおこないます。

災害時に10分間で1万人の安否確認が可能です。

状況は警察・消防・民生委員や社会福祉協議会などで共有され、支援行動を的確且つ迅速なものにします。

また、重傷者が多い地域を地図上で目視できることにより二次的な状況把握が可能です。

製品はハーフパッケージとなっており、それぞれの自治体にある防災計画と整合性を取りながらシステムインテグレーションで機能を実装していく導入方式です。

初年度は日本全国50自治体導入を目標としています。

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問い合わせ先:
株式会社ブルー・オーシャン沖縄
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